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みよたの町民note

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みよた町民が実際にまちを楽しみながら、まちの魅力について考える新プロジェクト「みよたの町民note」をまとめています。
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みよた町民による、"本気のまちあそび"プロジェクト、はじまる。「みよたの町民noteキックオフミーティング」

2021年9月某日、御代田町役場の小会議室。 ここで「まちの魅力を伝えること」を目的とした、新プロジェクトの計画が話し合われていた。 出席者は4名。 「そもそも"みよた"って読んでもらえないんです。」狩野さん: 「"おしろだ"?」とか「"およた"?」とか。惜しいんですが。。。 そう嘆くのは、御代田町を盛り上げるキーパーソンのひとり、企画係長の狩野さん。主に、ふるさと納税や各課の調整などを担当している。 もうひとりのキーパーソンで、同じく企画係の萩原さんも言う。 萩

御代田で一軒、最高級の黒毛和牛を育てる牧場があったなんて!!

「御代田に牧場がある?!」 メディアにもほとんど出ていない、町民でも知る人はほとんどいない激レア情報を入手しました。何でも、役場職員ですら多くの方がその存在を知らないとか。「それはぜひ行ってみたい!」と取材をお願いしました。 馬瀬口の北、民家が並ぶ路地を入っていくと、急に開けた土地があり、牧場の匂いがほのかに漂ってきました。 山林にぐるりと囲まれた広大な敷地。点在する牛舎。これが、御代田町にただ1軒現存する和牛の肥育業者「古越牧場」でした。 待っていてくださったのは、古越

濱野皮革工藝のバッグ工場を見学!ふるさと納税で大人気の秘密とは?!

やまゆり公園の隣にある、濱野皮革工藝(はまのひかくこうげい)。門の前を通りかかったことがあるという人も多いのではないでしょうか。 その敷地内に、御代田町のふるさと納税の返礼品で常に売り上げ上位に君臨するバッグが作られている工場があります。 1880年創業。2022年で142周年という歴史を持ち、日本の皇室をはじめ世界のロイヤルファミリーにも愛用いただいているバッグブランド、それがHAMANO。 濱野皮革工藝のバッグ。噂には聞いていましたが、素敵なハンドバッグに似合う服なん

御代田の魅力は、中心のないヌケ感!? イセオサム×大月均×本間美和×兼松真紀×兼松佳宏「みよた町民座談会」

前回の記事では、御代田町企画係の狩野さん&萩原さん、そして、御代田に惹き寄せられたプロデューサーたち、イセオサムさん&大月均さんによる「キックオフミーティング」をお伝えしました。 そのつづきとなる今回の記事では、”本気のまちあそび”仲間として招集された、編集者・ライターの本間美和さん、コンテンツクリエイターの兼松真紀さん、「グリーンズの学校」編集長の兼松佳宏(YOSH)という3人のみよた町民を交えての座談会の様子をお届けします。(各メンバーの詳しいプロフィールは前回の記事か

生理用品配布を通してつくりたいのは困っている人とのつながり

今日は、御代田町のつながりサポート事業として取り組まれている、生理用品の無償配布について社会福祉協議会のボランティアセンター長の小山さんと、御代田町役場担当者の土屋さん、萩原さんにお話を伺ってきました。 (写真左:役場担当の土屋さん、写真右:社会福祉協議会ボランティアセンター長の小山さん) ※御代田町生理用品無償配布についてのプレスリリース まずは、その仕組みについて。 【生理用品をもらえる仕組み】 ①生活に困っていて、生理用品を買うこともままならないような状況の人

縄文土器に耳をすませば 〜時空を越えて伝わる平和な暮らしのエッセンス

本日の「みよたの町民note」は、すっかり「縄文」のとりこになっている兼松真紀がお届けします。 浅間山の南麓に広がる御代田町は、縄文遺跡がたくさん発見されている場所でもあります。そして、御代田駅から徒歩10分ほどの距離には「浅間縄文ミュージアム」があります。 引っ越し前にこのミュージアムを訪れ、この町への引越を決めたと言ってもいいくらい、こうした文化があった土地、ということは魅力的でした。 そんな私が、浅間縄文ミュージアム館長の堤さんと同学芸員の芹沢さんに縄文文化につい

ふるさと納税に「申し訳ない」の気持ちを感じたことはありますか?【勉強会レポート】

年末まであと少しとなったところで、御代田町、ふるさと未来設計室主催のふるさと納税オンライン勉強会が開催されました。 私、イセオサムもこちらに参加してきたのですが、寄付やSNSマーケティングのプロフェッショナル、御代田町長による講演とディスカッションの中で多くの気付きが得られました。 また、ご参加頂いた各地方自治体の方同士でも、担当者が抱える悩みやふるさと納税、寄付に対する思いを共有できたようです。 ふるさと納税をいただくときに、「申し訳ない」の気持ちを感じられるか 印象に

いかしあうデザインを探して ― MIYOTAライ麦ストロー編

こんにちは! 2021年3月からみよた町民となった、NPOグリーンズ理事/「グリーンズの学校」編集長の兼松佳宏です。 僕も関わっているグリーンズでは、「いかしあうつながりがあふれる幸せな社会」をビジョンとして掲げ、いかしあうデザインを実践するためのヒントとなる情報発信や学びの場づくりを行っています。 そもそも”いかしあうデザイン”とは、関係性を通じた、地球一個分の暮らしと社会のつくりかたのこと。(いかす、いかされるだけでなく、いかし”あう”というのがポイントです) どう

自分の住む町はふるさと納税で応援できる?役場の担当者に聞いてきました!

御代田町が力を入れているという「ふるさと納税」。応援したい気持ちはあれど、そもそもふるさと納税をやったことないし、どういう仕組みかさえよくわかってない……(汗)。 そこで、家計簿も確定申告も大の苦手なわたくし本間(2021年4月より御代田町在住)が、今さら聞けないキホンから、町の施策までネホリハホリ聞いてきました。 「町にとって意味がある」「自分にもできることがある」と分かれば、誇りに思う気持ちや、もっと応援したい気持ちに繋がるかも!? ってことでいざ役場へ! ふるさと

元ホテルシェフが生み出す、地球生命に帰られる菜食コース料理

長野県御代田町にあるpas à pas(パザパ)さんは、植物素材だけで作られる完全菜食料理のレストラン。 動物性のお出汁も乳製品も使用していないので、体質や思想や、宗教的な理由で食べられないものが多いヴィーガンの方にも対応されています。 お店の名前、pas à pas(パザパ)とは、フランス語で、「一歩一歩」という意味だそうです。 私は移住後まもなく何人かの友人にオススメされ、食事に行ってみて、大変衝撃を受けました。 その驚きをみなさまにも感じていただくために、まずは、p

もっと愛しちゃっていいですか?ヤッホーブルーイングが御代田町に来てくれたのが嬉しくて突撃取材

あの “よなよなエール”、“クラフトザウルス”などのクラフトビールをつくっている会社、ヤッホーブルーイングが御代田町にやってきました。 ツルヤのある大通り沿い、もともとパチンコ屋だった大きな建物が、1年前のある日突然ヤッホーの社屋になっていた。ということまでは御代田町民なら誰でも知っていますが、一体あの建物の中に誰がいて、何が行われているのか。気になっていた人も多いのではないでしょうか。 町民目線で言わせていただけば、よなよなエールファンだけじゃなく会社のファンになりたい